プロ野球観戦 守備に注目

グローブとボール

プロ野球観戦というと、つい点数や打撃・ピッチャーの方に目が行きがちです。ところが、これではプロ野球を本当に楽しむことが出来ず、もったいないことをしているのです。1チーム9人で行う野球は、1人がピッチャーですが残りはそれぞれの守備として活躍しています。守備に注目することで、もっと試合を楽しむことが出来るのです。

外野手は守備範囲が広く、また捕球したボールを時にはホームまで投げることもあり、強肩が見どころです。内野手は早い球にも素早く反応し、捕球後すぐに投げることも必要となります。そういった観点でいうと、ファーストは守備範囲も狭く一見魅力が少ないように感じるかもしれません。

ところがファーストというのは本当は奥が深い守備と言われています。外野手や内野手が華麗なグラブさばきでファインプレーをした後、投げられてくるのはファーストです。1塁を離れることなく捕球が出来ないと、せっかくのファインプレーが無駄になってしまう可能性もあるのです。ファーストは受け身の守りに見えがちですが、そこには冷静な判断力と技術が秘められているのです。

次にプロ野球観戦に行くときには、ぜひファーストの魅力について観察してみることをおすすめします。